機能性樹脂における熱硬化性に関する技術は、主にエポキシ樹脂やアクリレートを基盤とし、熱硬化によって硬化剤や硬化促進剤の作用で高い機械的強度や耐熱性、絶縁性を実現する技術群で構成される。これらの樹脂はプリント配線板やソルダーレジスト、保護の封止材として用いられ、配線や導体層の絶縁層形成に寄与する。硬化時に活性化される重合開始剤やラジカル、カチオンの反応機構が制御され、反射や屈折率の調整も可能となる。また、カルボキシル基や水酸基を含む官能基が接着性や物性改良に関与し、粘着剤やワニスとしての機能を付加する技術も含まれている。工法としては滴下や注入、モールド工法での硬化制御があり、異方性をもつ複合材や繊維強化マトリックスとしての適用も行われる。塗膜の形成から熱硬化反応による硬化促進まで、一連の工程および素材設計に関わる技術が体系化されている。